- TOP
- こんなこと知りたかった!「暮らしと家づくり」コラム
- 親子で楽しく作る簡単スイーツレシピ
暮らし
親子で楽しく作る簡単スイーツレシピ
親子で楽しみながらお子さまと一緒に作れる簡単スイーツを、見た目にも楽しめるアレンジでご紹介!
1.手軽に作れるのに見た目も味も抜群のスイーツレシピ5選
お休みの日には、親子で楽しみながら一緒にお料理をしてみるのはいかがでしょうか?
お子さまと食べ物や料理に関するコミュニケーションが増え、食事への興味関心が深まります。
料理は頭で色々考えたり、手を使って色々な道具を使ったり、実際にさまざまな食材に触れることで、色や匂い、感触などにより五感が刺激され、知育や脳の発達に役立つというメリットもあります。そして何より、自分でお料理を作ることができたという達成感は自信につながり、いつもよりもおいしく感じるでしょう。
お腹も心も幸せで満たされますね。幼い頃、親と一緒にお料理をしたことはお子さまの記憶にしっかり残ります。お料理を通じて、楽しい親子時間をお過ごしください。
今回は、お子さまが大好きな簡単スイーツを、見た目にも楽しめるアレンジで紹介します。
いちごとキウイとバナナのフルーツサンド
朝食やおやつにぴったりのフルーツサンドです。季節の具材を使って色々アレンジをしてみてください。フルーツの切り方や型抜き方、並べ方で仕上がりが大きく変わってきますので、親子で相談しながら考えて作るのが楽しいですね。
【材料】
食パン(サンドイッチ用) | 3枚 |
クリームチーズ | 大さじ2 |
はちみつ | 大さじ1 |
1)いちご、キウイ、バナナ | 各適量 |
2)キウイ、みかん、ブルーベリー | 各適量 |
3)いちご、ブルーベリー | 各適量 |
(※はちみつは1歳未満のお子さまには与えないでください)
【作り方】
① クリームチーズにはちみつを入れて混ぜ合わせる。
② それぞれのフルーツを切ったり、型抜きしたりして、準備をする。
③ ②を①の上に並べ、食べやすく切る。
北欧風パンケーキ
フィンランドでよく食べられている独特なパンケーキは、フライパンではなくオーブンで大きく焼き上げてカットしていただきます。小麦粉に対して牛乳と卵の量が多く、クラフティっぽいやわらかい食感になります。甘さ控えめですので、お好みのフルーツジャムやクリームを添えます。カルダモン、シナモン、グローブなどのパウダーを混ぜると、より本格的な味わいになりますよ。
【材料】
牛乳 | 300ml |
強力粉 | 100g |
卵 | 2個 |
バター | 15g |
グラニュー糖 | 小さじ1 |
塩 | 少々 |
<トッピング>生クリーム、フルーツジャム、お好みのフルーツ…各適量
【作り方】
① バターを溶かす。オーブンは250℃に予熱する。
② 卵とグラニュー糖をボウルに入れ、白っぽくなるまでに泡立て、牛乳、薄力粉、バター、塩を加え、滑らかになるまでに混ぜ、クッキングシートを敷いたオーブン皿に流し入れる。
③ オーブンの温度を220℃に落とし、①を入れ、軽く焼き色がつくまでに20分焼く。
④ 四角く切り皿に盛り付け、上にクリームやジャムをのせ、フルーツで飾る。
いちごのチョコプリン
いちごが旬を迎える時期におすすめなのが、たっぷりのいちごをトッピングしたチョコレートプリンです。板チョコを使って手軽に仕上げます。いちごがない季節は、他のフルーツやホイップクリームで代用してももちろん大丈夫です。バレンタインデーにもおすすめの一品です。
【材料】 (耐熱性ガラスプリン型2個分)
板チョコ | 1枚 |
牛乳 | 100ml |
生クリーム | 50ml |
卵 | 1個 |
砂糖 | 10g |
エディブルフラワー・いちご | 各適量 |
【作り方】
① 板チョコを刻む。
② 小鍋に牛乳・生クリームを入れ、弱火で沸騰させないように温めて①を溶かす。
③ ボウルに卵と砂糖を入れて、混ぜる。
④ ③に②を少しずつ入れて、さらに混ぜる。
⑤ ④をこし、耐熱性の容器に注ぐ。
⑥ 天板の半分の深さまでお湯を張り、容器を並べ160℃のオーブンで30~35分湯煎焼きする。
⑦ あら熱が取れたら冷蔵庫で冷やし、いちごとエディブルフラワーを飾る。
抹茶の米粉クッキー
型抜きが楽しいクッキーは、親子クッキングの定番ですね。米粉やきび糖など、体に優しい素材を使って、安心して食べられるおやつを作りましょう。まとめて作ってラッピングをすれば、ちょっとしたお友達へのプレゼントにもピッタリです。
【材料】 (10枚分)
無塩バター | 35g |
きび糖 | 25g |
卵 | 1/2個 |
米粉(製菓用) | 60g |
抹茶 | 小さじ1 |
ベーキングパウダー | 小さじ1/2 |
【作り方】
① 室温に戻したバターを白っぽくなるまで混ぜ、砂糖を2~3回に分けて加えその都度よく混ぜ合わせる。
② 卵を加えて混ぜ、米粉とベーキングパウダーを入れ、ゴムベラでサックリと混ぜ合わせる。
③ 半量の生地に抹茶を混ぜ、それぞれ2枚のラップで包んで冷蔵庫で1時間以上休ませる。
④ ラップをしたまま麺棒で生地を伸ばし、ラップを外して型で抜く。
⑤ 170度に温めたオーブンで約15分焼く。
きなこドーナツ
【材料】(6個分)
卵 | 1個 |
砂糖 | 50g |
溶かしバター | 20g |
牛乳 | 40g |
薄力粉 | 180g |
ベーキングパウダー | 5g |
塩 | 少々 |
揚げ油 | 適量 |
きなこ(砂糖を混ぜたもの) | 適量 |
【作り方】
① ボウルに卵を割り入れ、砂糖を2~3回に分けてハンドミキサーで混ぜる。
② 白っぽくなったら溶かしバター、牛乳を入れてさらに混ぜる。
③ 薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるい、塩も入れて混ぜる。もう一度ふるいながら、②に加え、ゴムベラで混ぜる。
④ 粉っぽさがなくなったら手でまとめる。ラップをして冷蔵庫で約30分休ませる。
⑤ 台に打ち粉(分量外)をし、生地を1cmくらいの厚さにのばし、型抜きをする。
⑥ 160℃に熱した油で揚げる。うすく色づいたらひっくり返して、揚がったら冷まし、きなこをふる。
まとめ
私の子どもは現在21歳、17歳になりますが、2~3歳ぐらいの頃から、食事やスイーツ作りを一緒に楽しんできました。その影響か、2人とも食べることはもちろん、料理をすることが大好きに育ちました。私にレシピを聞くこともありますが、自分で色々調べてチャレンジもしています。
どちらのレシピも手軽な材料で簡単に作れますので、ぜひお試しください!
◆あなたにおすすめのオンラインセミナーはこちら
監修 料理研究家 長田 絢氏
テレビ番組のコメンテーターや料理コーナーに多数出演。地方創生プロジェクトや家電、食品メーカーのレシピ開発、本や雑誌のフードコーディネーターなど多岐にわたって活躍。
2児の母親で食育にも注力してInstagramやYouTubeでも情報を発信中。著書に「スーパーで買える「肉」を最高においしく食べる100の方法」(ダイヤモンド社刊)がある。