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暮らし
簡単にできる収納DIYアイデア
「クローゼットの整理整頓ができない・・・」「部屋が片付かない・・・」
こうしたよくある住まいの悩みは、収納力不足が原因なことが多くあります。
十分な収納場所があると、整理整頓がしやすくなり、荷物も効率よく片付けられます。
DIYであれば、自分好みにぴったり合う収納を作ることができ、アイデア次第で省スペース収納も可能です。
今回は、簡単に取り組める収納DIYのポイントやアイデアをご紹介します。

目次
DIYで収納をつくる準備
DIYで理想の収納を作ろうとする前に、大切な準備がいくつかあります。DIYは自由度が高い反面、事前準備が不十分だと、思い通りのものが作れないことも。素敵なDIYを楽しむためにも、収納づくりを始める前に以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
何を作るか明確にする
収納と一口にいっても、さまざまなデザインがあります。どこで、どのように、何を収納するのかを明確にイメージすることが大切です。特にサイズや素材選びは重要な要素となるため、設計図やデザイン見本などを準備してから作業に取りかかりましょう。曖昧なままなんとなく作り始めてしまうと、「棚が斜めになった」「フタが閉まらない」といったミスにも繋がりやすいです。
DIYで必要な工具や材料を揃える
DIYを始める前に、必要な工具と材料を揃えましょう。よく使われる工具には、以下のようなものがあります。
・ノコギリ
・ドライバー(手動・電動)
・メジャー&定規
・ヤスリ
・カッター&カッターマット
・マスキングテープ
・金槌
・接着剤
・ネジ&クギ
・塗料
電動工具は、力に自信がない方や作業効率を高めたい方におすすめです。工具が揃ったら、次は材料を選びます。収納は木材やファブリック、スチールなどさまざまな素材が使えますが、用途に合ったものを選ぶことが重要です。特に木材は種類が多く、安価なものを選んだ結果、強度や耐久性が不足することもあるため注意が必要です。ホームセンターで提供している木材のカットサービスをうまく活用すれば手間も減らせます。
DIYをするスペース確保
DIYはどこでもできる訳ではありません。材料の置き場所や、工具を安全に使うために、十分なスペースの確保が大切です。特に小さなお子さんがいる家庭では、作業中の安全にも配慮が必要です。庭や屋上など屋外で作業する場合は、明るさや天候、騒音、ゴミの処理方法にも注意しましょう。また、作業面が平らで安定していることも、安全にDIYを行う上での重要なポイントです。自宅での作業が難しい場合は、DIYができるレンタルスペースを利用することも選択肢の一つ。こうした場所であれば、十分な作業スペースが確保でき、作業台や工具が揃っているところもあるので検討してみるのも良いでしょう。
簡単にできるDIYの収納アイデア5選
DIYによる収納は、シンプルなものからスペースを有効活用したものまで多様です。ここでは、初心者でも取り組みやすいDIYの収納アイデアを5つご紹介します。
➀引き出し収納
最も基本的でイメージしやすいのが、シンプルな引き出し収納。小型のキャビネットから中型のチェストタイプまで、収納するものや設置場所に合わせて自由にサイズ設計ができます。箱形で作りやすいので、DIY初心者でも採寸がしっかりできれば問題ないでしょう。スライドレールは、勢いよく閉まらないようにするソフトクロージング仕様のものを選ぶと、安全かつ快適です。前板部分に取っ手を付けると開け閉めしやすく、デザイン性も高まります。引き出し作成が難しい場合は、市販の収納ケースを棚に組み込む方法もおすすめ。また、底面にキャスターを付ければ移動がしやすく、掃除や模様替えの際にも便利です。
②壁掛け収納
収納を増やしたいけど家具の置き場所がない・・・という場合には、壁掛け収納が効果的。床面積を気にすることなく、壁のデッドスペースを活用できるため、省スペースの住まいにも向いています。シンプルに棚板を設置したり、壁一面に複数のボックスを並べたりと、アイデア次第で使い方は多彩です。取り付ける際は、壁の下地の有無を確認し、石膏ボードなどに対応したビスやアンカーを使うと、しっかり固定できます。「見せる収納」としてインテリア性も高く、海外でも人気のスタイルです。
③収納付きイス
一見すると木製ベンチに見えますが、実は中に収納スペースがあるというアイデア収納家具。イスの座面や側面が開閉でき、内部に収納できる空間があります。箱型の構造なので、採寸さえしっかりできていればDIY初心者でも比較的取り組みやすいでしょう。素材や色を工夫することで、インテリアとしてのアクセントにもなります。ただし、人が座る目的もあるので、耐久性や構造には十分注意してください。
④ドア裏収納
木材の加工が難しいという人には、ドア裏収納がおすすめ。ドアの裏側という見落としがちなスペースを活用した、手軽な収納術です。網状のラックやフック付きのパネルを取り付ければ、簡単に収納スペースが増えます。整理整頓がしやすく、DIY初心者でもすぐに取り入れられるアイデアです。
⑤仕切り収納
「クローゼットの中がすぐに散らかってしまう」「小物の整理整頓ができない」そんな悩みには、仕切り付きの収納ボックスを作ると快適に収納できます。作り方はシンプルで、箱の内部に仕切りを設け、複数の小物を収納しやすくするだけ。靴下やハンカチなどの小物、下着など細かいものの収納にピッタリなので、クローゼットの空きスペースに合わせて作ってみましょう。
収納DIYをするときの注意点
DIYで収納を作る際は、安全面や計画性に十分配慮することが大切です。いきなり作業に取りかかると、思わぬ事故やトラブルが起きてしまう可能性も。以下の注意点を意識して、焦らず無理なくDIYを始めましょう。
しっかり計画する
収納の用途や設置場所、必要な工具・材料の準備など、しっかりと計画を立ててから作業を始めましょう。完成までの流れをイメージしておくことで、「工具が足りない!」「材料が足りない!」といった事態を防げます。電動工具を使う場合は、事前の充電も忘れずに。作業途中に充電切れをしてしまうと、効率が悪くなってしまいます。
安全性
DIYでは、工具の取り扱いによっては事故につながる危険性があります。正しい使い方を確認したうえで、ケガをしないよう安全に使用しましょう。また、ゴーグルや手袋の着用も推奨されます。手のケガや木材のトゲが刺さってしまうことも防げます。小さなお子さんがいる家庭では、作業中や保管中に子どもが触らないように、作業場所や工具の管理にも注意が必要です。作業場所の整理整頓を心がけることは、安全性を高めるうえで欠かせません。
無理のないDIY
DIYには簡単にできるものもありますが、すべて手軽にできる訳ではありません。特にDIY初心者は、最初から難しいものに挑戦せず、シンプルで作りやすいものから始めましょう。無理をして失敗してしまうと、DIYそのものが楽しくなくなってしまうことも。DIYを楽しむためにも、自分のレベルに合ったものを選びましょう。
監修 野村 綾乃氏
株式会社アンズコミュニケーションズ 代表取締役
大手証券会社のOL を経てラジオ業界に転身。ラジオ番組パーソナリティに。現在の担当番組は、『笠原将弘の賛否両論/東海ラジオ』『市政情報/エフエム岡崎』。番組構成作家を行いながら、住宅ライターとしても住宅系雑誌・WEBサイトでのコラム・取材記事の執筆、監修、講師で活躍中。



