ひだまりほーむ　HIDAMARI_Style

「庭屋一如（ていおくいちにょ）」とは、建物と庭の境界が溶け合うように消えながら、両者が共存し、一体化している様を表す、桂離宮を代表とする日本の伝統的な住宅の考え方です。 悠久の自然に包まれることで心を癒し、静寂なる空間に身を置くことで五感を研ぎ澄ます。四季を愛し、自然とともに生きてきた日本人だからこそ持つ美意識、それが「庭屋一如」です。

樹木や草で演出された、窓からの景色。季節によって表情がかわる木々。緑のある暮らしは、心にゆとりを生み出します。ウッドデッキに腰掛けて眺める庭、雪見障子からのぞく庭、湯船につかって眺める庭…このモデルハウスでは10通りの庭が愉しめます。あなたにとってのお気に入りを見つけてみてください。

大きな窓に、大きな軒、大きなウッドデッキ。窓を開け放つと、屋外と屋内の境目がわからなくなるほど空間が馴染みます。日本の民家によくあった大きな窓と縁側がつくる、懐かしさと心地よさが共存する空間。床と地面が同じ高さで続き、庭が近く感じます。「庭屋一如」を体現したこの空間をぜひ一度体感してみませんか。

ダイニング空間と一体でつながるキッチン。景色を愉しみながら、また家族との会話を愉しみながらお料理を。空間がつながれば、家族がつながる。人と人とのつながりを大切にした空間です。キッチンに施した漆塗りは空間にインパクトを与え、日常の暮らしを上質なものにしてくれます。

玄関土間から直接あがれる畳の間は、大切なお客様をお招きする上質な空間。雪見障子から見る庭が季節の移ろいを演出します。普段はふすまを開けて家族空間とつなげて一体的に使うことも。ふすまを閉じれば区切られた個室として、プライベートな空間と分けることも。用途に応じて使い分けられる間取りの工夫がされています。

伝統的な木造住宅の柱と梁の構造に基づき、その技術をさらに進化させたくつろぎの間などの大開口部を実現するSE構法を採用。木造住宅の強度を証明する構造計算をもとに、理想の間取りを可能にすると共に長期優良住宅にも対応。季然の木造住宅は、木を知り尽くした匠たちの確かな技術が成し得る伝統と革新が融合したハイブリッドな工法によるものなのです。