趣味

魅力ある街、岡崎市についてご紹介!

愛知県にある「徳川家康公生誕の地」岡崎市についてご紹介いたします。

愛知県岡崎市ってどんなところ?

岡崎市で有名なことといえば、「徳川家康公生誕の地」です。家康公は、三河国、現在の岡崎市にある岡崎城で生まれ、青春時代を過ごしています。
「八丁味噌」も、岡崎の名産品として有名です。大豆のうまみが濃縮された八丁味噌は、愛知県の味噌文化を担っています。思い浮かぶのは、大体この2つではないでしょうか。
しかし、それだけではありません。実は、観光に来ても楽しい、さらに暮らすのにもとてもよいまちなのです!
そんな岡崎市について、ご紹介いたします。

岡崎市の基本データ

岡崎市の基本的な情報についてご紹介します。
人口  384,757人(内、男性:195,033人 女性:189,724人)
     県内で3番目に人口が多い都市!(202211月時点)

世帯数 168,016世帯(202211月時点)
面積  387.20 ㎢ 県内で3番目の規模!
気候  年間平均気温は16℃前後、四季を通じて温暖な気候です。
     降水量は一年を通じて6月~7月、 また9月~10月が多く、年間平均降水量は1,300ミリ程度。
交通アクセス
愛知県の中央あたりに位置しているため、名古屋へも豊橋へも移動しやすく、東京や大阪へのアクセスもばっちりです!
公共交通機関を使用すると、名古屋へは約30分、豊橋へは約20分、東京へは約2時間、大阪へは約1時間半で到着します。

岡崎市は歴史と文化・自然いっぱいのまち

岡崎市は寺社の数が多く、歴史と文化がただようまちです。また、市内に自然を感じられるスポットが多くあり、都市部から車で一時間程度移動した場所で自然を楽しむことができます。
そんな岡崎市の伝統行事や寺社、観光スポットについてご紹介します。

2.伝統行事について

桜まつり


日本さくら名所100選の一つである岡崎公園と、その周辺の乙川及び伊賀川に咲く約800本のソメイヨシノは圧巻です!まつりの期間は、露店が立ち並び、夜はライトアップで桜を彩ります。
<期間は、例年3月末~4月末の約2週間です。>

家康行列


例年、桜まつりの期間に行われます。公募で選ばれた市民が、家康公と徳川四天王をはじめとする三河武士団や煌びやかな姫に扮し市内を練り歩き、まるで豪華絢爛な時代絵巻のようです。
この岡崎の春の風物詩は、毎年多くの市民が楽しみにしているおまつりです。

岡崎城下家康公夏まつり花火大会


三河花火の粋を集めた全国屈指の花火大会です。約2時間にわたって、バラエティに富んだ三河花火が打ちあがります。露店も立ち並び、浴衣で楽しまれるかたがたくさんいらっしゃいます。
<開催日は、例年8月第1土曜日です。>

3.歴史スポットについて

岡崎城・岡崎公園


岡崎城は徳川家康公が生まれた城で、日本100名城に選定されています。2023年1月にリニューアルオープンし、デジタル技術を活用した展示により岡崎の歴史を楽しく学ぶことができます。
岡崎公園は岡崎城を中心とした歴史公園です。お城のほかにも家康公に関する遺跡や神社、像など、みどころがいっぱいあり、日本情緒を感じながらの歴史散策にぴったりです。

大樹寺


桶狭間の戦いで敗れた家康公が岡崎へ逃げ帰った際、大樹寺で自害を試みようとしたところ、住職に「厭離(おんり)穢土(えど)欣求(ごんぐ)浄土(じょうど)」の教えを受け、自害を思いとどまり再起しました。境内には、松平家8代の墓や歴代将軍家等身大位牌があります。
また3代将軍家光公建立の山門を起点に岡崎城と大樹寺を結ぶ約3kmの直線は歴史的眺望「ビスタライン」と呼ばれ、約380年間守られてきた岡崎を代表する景観として知られています。

伊賀八幡宮


家康公が大きな合戦の時には必ず参詣したといわれる神社で、徳川家の武運長久・子孫繁栄の守護神とされています。のちに3代将軍家光公が境内整備し、家康公(東照大権現)を祀りました。
7月にははすの花も開花し、撮影スポットとしても人気です。

八丁味噌


岡崎の味として名高い八丁味噌は、今でも製造が続けられています。八丁味噌は大豆麹をつくり、塩と水だけを加え、仕込みます。八丁味噌は2年以上、二夏二冬寝かせて熟成させるのが伝統。水分が少なく、大豆のうまみが濃縮され、深い味わいが特徴です。岡崎城から西へ八丁(約870m)の場所にある「まるや八丁味噌」と「カクキュー八丁味噌」では、味噌蔵で昔ながらの製造方法を見学できます。
岡崎市内には、この八丁味噌を使ったおいしいグルメがたくさんあります!

4.自然スポットについて

岡崎市のうち、実は半分以上が森林で、都市部から簡単に自然豊かな地域へ行くことができます。その地域は「額田地区」と呼ばれていますが、現在は「オクオカ」とも呼んでいます。
「オクオカ」とは、岡崎市の中山間地域を指す愛称です。岡崎の奥座敷として田んぼ・森林・川などの豊かな自然に恵まれており、普段とは違う非日常な自然体験ができます。

くらがり渓谷


岡崎城の前を流れる乙川の支流である、男川の源をなす渓谷沿いで、バーベキュー、キャンプ、マスつりやマスつかみなどの川遊びができます。夏や秋に美しい紅葉の景色も楽しむことができ、「快適な穴場のアウトドアスポット」として人気です。

日近の里・かおれ渓谷


かおれ渓谷は市内屈指の景勝地で、特に紅葉の時期は必見です。また、渓谷の近くに、日近城という中世の山城が建てられており、今でも遺構を見ることができます。この渓谷と城跡を合わせた一帯を日近の里と呼び、歴史と自然が一度に味わえるスポットです。

奥殿陣屋


奥殿陣屋は、徳川氏の発祥地松平郷に程近い場所にある、16千石の親藩として奥殿藩の歴史と文化を今に残す美しい場所です。四季折々に美しく咲きほこる花園の里でもあり、金鳳亭という建物では、庭園風景を眺めながら季節の料理が楽しめます。

5.お子様向けスポットについて

おかざき世界子ども美術博物館


世界で初めての本格的な子どものための美術博物館です。世界の子どもの絵を中心とした常設展示や、併設する親子造形センターでは素敵な作品が製作できる体験教室があります。

南公園


1
日中楽しめる遊園地や交通広場、プールやテニスコートといったスポーツ施設、見事な梅林をあわせもつ、とっても広い公園です。遊園地は低価格で楽しめるため、多くの家族連れに人気です。

男川やな


夏の鮎つかみどりが有名で、取った鮎はその場で食べることができます。その他そば打ち、ピザづくり体験や、バーベキュー、そばや猪、鹿などの料理をお楽しみいただけます。

東公園


広大な敷地を活用した自然と文化の公園です。無料の動物園や巨大な恐竜モニュメントなどは子どもたちに大人気です!また、大きな池の周辺が自然豊かな散策路となっており、市内屈指の紅葉スポットとなっています。

6.文化・芸術の施設について

図書館交流プラザりぶら


図書館を核とした生涯学習複合施設です。岡崎市の中央図書館となっており、本はもちろん、DVDも借りられます。岡崎公園に近い場所にあり、イベントもよく開催されています。

岡崎市美術博物館


国内外作家の企画展から、珍しい収蔵品展まで幅広い展覧会を開催しており、見ごたえ抜群!岡崎のまちを見渡すことができる併設のオシャレなカフェでごはんもいただけます。

7.お買い物スポットについて


毎日のお買い物に便利なスーパーマーケットやショッピングセンターは市内全域にあります。地元グルメやカフェ、飲食店が多いのも特徴です。大きな駐車場を完備しているので、車を置いて楽しめます。
例えば……
・イオンモール岡崎店
・アピタ岡崎北店
・ウイングタウン岡崎

8.子育て・教育環境について

子育て

妊娠期から子育て期までの支援を切れ目なく行うための「ここサポ(こども子育てサポートフロア)」が20214月にオープン。岡崎市は、地域みんなで子育てができるまちを目指して子育て支援を行っています。
また、市内全域に保育園、幼稚園、こども園があり、さらに、中学生までの子供の医療費無料、高校生まで入院医療費無料です。

教育環境

全小中学校にタブレットを導入するなど、ハイレベルな学校教育を受けられる環境が整っています。さらにエアコンを完備しており、夏場は快適に勉強できます。
高等学校では、普通科だけでなく、工業や商業、生活デザイン、国際教養など、個々の得意分野を伸ばす環境が整っています。

9.医療・福祉について

医療

総合病院から地域のお医者さんまで、病院が市内全域にあり、休日・夜間のけがや病気、専門的・高度な医療まで、地域完結型医療でサポートします。
<主な医療施設>・岡崎市民病院 ・藤田医科大学岡崎医療センター

福祉

高齢者や障がい者、生活困窮者、子どもなどさまざまな悩みを抱える家庭をトータルで支援する「福祉総合相談体制」がございます。地域包括支援センターでは、高齢者の生活を総合的に支えています。

10.岡崎市についてのまとめ

岡崎市は徳川家康公や八丁味噌だけでなく、観光に来ても楽しい、さらに暮らしやすいまちです。休日のおでかけ先や、新しい暮らしの地の候補として岡崎市という選択ありではないでしょうか。

監修 池田 千夏氏

一般社団法人 岡崎市観光協会

岡崎は魅力いっぱいのまちです!素敵なまち・岡崎をみなさまにお伝えできればと思います。

他の記事を読む